GI勝利 ーレース紹介ー
マイルCS

日時 | 2012年11月18日 |
騎乗馬 | サダムパテック |
性齢 | 牡4 |
父馬 | フジキセキ |
母馬 | サマーナイトシティ |
競馬場 | 京都 |
条件・距離 | 芝1600m |
馬場状態 |
レース紹介
2010年のジャパンC以来、約2年ぶりとなるユタカのG1レースでのお立ち台。ファン、関係者、そしてユタカ自身が待ちに待った瞬間が訪れた。レースは最内枠からまずまずのスタートを決めたサダムパテックとユタカは先行集団の内側に位置取り。シルポートが作り出したユッタリとした流れの中、1番人気・グランプリボスの若干前を進む形で3、4コーナーへ突入する。この日の京都コースは外の方が伸びることから、進路を外へ取る馬が多かったが、サダムパテックは内へ。そして、残り200m手前で僅かに空いたエイシンアポロンとリアルインパクトの隙間から抜け出しにかかった。ユタカのGOサインで一気に加速するサダムパテック。残り50mで逃げるシルポートを交わして先頭へ躍り出ると、最後はグランプリボス、ドナウブルーの猛追を振り切って栄光のゴールを迎えた。ユタカ自身21度目のマイルCS挑戦で遂に悲願の初優勝。JRA・G1完全制覇へ向けて王手(残すは朝日杯FSのみ)をかけた。また、レース後の勝利騎手インタビューの際、多くのファンからユタカコールが巻き起こっていたことが実に印象的だった。