GI勝利 ーレース紹介ー
ジャパンC

日時 | 2010年11月28日 |
騎乗馬 | ローズキングダム |
性齢 | 牡3 |
父馬 | キングカメハメハ |
母馬 | ローズバド |
競馬場 | 東京 |
条件・距離 | 芝2400m |
馬場状態 | 良 |
レース紹介
シンゲンがレースを引っ張る中、ローズキングダムとユタカは先頭から差のない6、7番手の好位を追走。ユッタリとした流れの中でしっかりと折り合って最後の直線を迎えた。直線に入ると馬群の中から抜け出しを図ろうとするローズキングダム。ユタカが右ムチを2発、3発と入れてトップギアに入ろうかという瞬間、外から同じ勝負服のブエナビスタが内に刺さりながら突進してくる。さらにヴィクトワールピサが外へ向いたことでローズキングダムの内にいたエイシンフラッシュが外に押し出され、結果的にローズキングダムは2頭に挟まれる形となってしまった。一旦は馬が立ち上がってユタカもバランスを崩しかけるが、冷静に態勢を立て直して進路を外へ。ブエナビスタが先頭でゴール板を通過する中、ローズキングダムは再び加速し、内で粘るヴィクトワールピサをハナ差で捕えて2位入線となった。しかし、掲示板には審議の青ランプが点灯。そして、25分の長い審議の末に1位入線のブエナビスタは進路妨害で降着処分。繰り上がりでローズキングダムのJC制覇が決まった。何はともあれ、この勝利でユタカは23年連続JRA・G1制覇という金字塔を打ち立てた。