GI勝利 ーレース紹介ー
天皇賞・春

日時 | 2006年04月30日 |
騎乗馬 | ディープインパクト |
性齢 | 牡4 |
父馬 | サンデーサイレンス |
母馬 | ウインドインハーヘア |
競馬場 | 京都 |
条件・距離 | 芝3200m |
馬場状態 | 良 |
レース紹介
勝って世界へ、そんな期待に包まれて迎えた春の盾獲りで、ユタカとディープインパクトは、これまで制してきたどのレースにも負けない驚愕のパフォーマンスを披露した。スタートこそ失敗してしまったが、道中はそれもご愛きょうとばかりに折り合い良く快走。同じ淀が舞台でも、菊花賞とは正反対の進化したレースぶりで、ライバル16頭の包囲網を切り裂いていく。最後方からジワジワとポジションを上げ、向正面でいつの間にか中団に。そして勝負の2周目第3コーナーから、常識破りの独走劇が幕を開ける。「ゆっくり上がって、ゆっくり下る」のがセオリーとされる第4コーナーへの下り坂で、ユタカとディープインパクトは、急いで上がりさらに加速してみせた。信頼という絆で結ばれたコンビは、敢然と先頭に立って直線に突入すると、大観衆の前で宙を舞い、従来のレコードを1秒も更新。規格外の内容で4つ目のGIタイトルを手中に収めた。