GI勝利 ーレース紹介ー
ジャパンCダート

日時 | 2005年11月26日 |
騎乗馬 | カネヒキリ |
性齢 | 牡3 |
父馬 | フジキセキ |
母馬 | ライフアウトゼア |
競馬場 | 東京 |
条件・距離 | ダ2100m |
馬場状態 | 良 |
レース紹介
前哨戦で初めて砂にまみれたユタカのパートナー・カネヒキリ。しかし、ファンの信頼が揺らぐことはなく、最大の一戦にも1番人気に推されて臨んだ。とはいえ、相手は歴戦の古馬、それも前哨戦より遥かに強力な面々が中心。そんな状況にも、ユタカとカネヒキリは臆することなく勝負を挑む。道中は中団から徐々に進出する古馬顔負けのレース運び。迎えた直線では、先に抜け出したシーキングザダイヤに余力十分の脚勢で襲い掛かる。勝ちパターン──しかし、ここから本当の戦いが始まる。攻略したかに見えたシーキングザダイヤが巻き返し、さらにスターキングマンも追随。坂上からレース史上に残る壮絶な叩き合いとなる。勝利の行方は首の上げ下げに持ち込まれたが、ユタカの叱咤に応えたカネヒキリが最後に首を伸ばし、ハナ面を突き出した所がゴール。自らの時代到来を告げたカネヒキリ、そして中央競馬におけるGI年間6勝の新記録を樹立したユタカにとって、大きな大きなハナ差勝ちとなった。