GI勝利 ーレース紹介ー
高松宮記念

日時 | 2005年03月27日 |
騎乗馬 | アドマイヤマックス |
性齢 | 牡6 |
父馬 | サンデーサイレンス |
母馬 | ダイナシュート |
競馬場 | 中京 |
条件・距離 | 芝1200m |
馬場状態 | 良 |
レース紹介
破竹の連勝で駒を進めてきたプレシャスカフェが断然の人気を集め、ユタカのパートナー・アドマイヤマックスは4番人気。加えて不利と言われる大外18番枠に入り、困難な戦いが予想された。しかし、直前に降り出した雨が、文字通りレースの雲行きを左右することになる。好スタートを決めたマックスとユタカは、ペースに合わせて徐々に中団までポジションを下げ、馬群の外で流れに乗る。本来なら、外を回されることは距離的なロスにつながるが、雨の影響で馬場の内側が荒れ始めたことにより、あえて馬場状態の良い外側を走り続けたことが好結果を生む。出遅れたプレシャスカフェや先行策のメイショウボーラーが内を通って疲労を蓄積していくなか、抜群の手ごたえで直線に向いたマックスは、ユタカのムチを受けて馬場の真ん中から鮮やかに抜け出し、終わってみれば2着のキーンランドスワンに2馬身半差をつける圧勝劇。2歳時から大器の呼び声高かったアドマイヤマックスは、6歳の春にして遂にGIウィナーの仲間入りを果たし、ユタカは2005年最初のGI勝利を会心の騎乗で飾った。