GI勝利 ーレース紹介ー
エリザベス女王杯

日時 | 2001年11月11日 |
騎乗馬 | トゥザヴィクトリー |
性齢 | 牝5 |
父馬 | サンデーサイレンス |
母馬 | フェアリードール |
競馬場 | 京都 |
条件・距離 | 芝2200m |
馬場状態 | 良 |
レース紹介
彼女の個性を知り尽くしていたからこそ、掴むことのできた勝利だった。トゥザヴィクトリーは、走り始めると前の馬を追いかけずにはいられない激しさの持ち主。しかも道中の手応えがいくらすばらしくても、ゴール前は必ずといっていいほど詰めが甘くなってしまう。この難問に対するユタカの解答は、スタート直後、彼女を馬群から離れたスタンド側に誘導してクールダウンさせ、中団後方につけることだった。さらに勝負どころでは、彼女がゴールの瞬間に先頭に立てるよう絶妙のタイミングでスパート。ふたりはまるで計ったように、空前のハイレベルといわれた3歳勢をハナ差、封じ込めて見せたのだ。