GI勝利 ーレース紹介ー
桜花賞

日時 | 1994年04月10日 |
騎乗馬 | オグリローマン |
性齢 | 牝3 |
父馬 | ブレイヴェストローマン |
母馬 | ホワイトナルビー |
競馬場 | 阪神 |
条件・距離 | 芝1600m |
馬場状態 | 良 |
レース紹介
花びらが降るような満開の桜の下、ユタカマジックが炸裂した。ヒシアマゾンなど外国産馬の活躍が目立ち、主役不在の印象が否めなかったこの年の牝馬クラシック戦線だが、競馬の神様は突如として1頭の芦毛馬を桜の女王に抜擢する。オグリキャップの妹、オグリローマンである。インの経済コースを坦々と進んだ彼女を、ユタカは4コーナー手前から徐々に馬場の外目に持ち出して、直線でゴーサイン。一気に伸びたオグリローマンは、ドラマのワンシーンのように華やかなゴールを決める。2着にはツィンクルブライドが入り、婚約を発表したばかりであったユタカの幸せな前途を連想させるレースとなった。