GI勝利 ーレース紹介ー
マイルCS(GI)

日時 | 2013年11月17日 |
騎乗馬 | トーセンラー |
性齢 | 牡5 |
父馬 | ディープインパクト |
母馬 | プリンセスオリビア |
競馬場 | 京都 |
条件・距離 | 芝1600m |
馬場状態 | 良 |
レース紹介
3000m以上のレースでは2戦して3着以下なし。2000〜2400mを主戦場としていたトーセンラーが初となるマイル戦に挑戦した。レースではまずまずのスタートを切ったトーセンラーはユタカの指示で早々にポジションを後方へ置く。後方3、4番手から前の人気馬たちを見るようにレースを進めていった。勝負所の3、4コーナーに差し掛かってもユタカの手は大きく動かず依然、後方待機のまま。最後の直線での末脚勝負に賭けていた。すると、淀の勝利の女神も味方したのか、直線に入ると外に持ち出したトーセンラーの前方の馬群が大きく真っ二つに切り開かれた。まるでモーゼの十戒のように。ユタカはここぞとばかりにGOサインを出すとトーセンラーも機敏に反応して猛スパート。他が止まって見える程の末脚で次々と前を行く面々を交わすと、最後はゴール50m手前でダノンシャーク、ダイワマッジョーレをも捕らえて先頭でゴール。ユタカ自身はマイルCS2連覇を達成。トーセンラーに初のG1タイトルをもたらすと共に、マイル路線という新境地へ導いた。