GI勝利 ーレース紹介ー
ジャパンカップ(GI)

日時 | 2016年11月27日 |
騎乗馬 | キタサンブラック |
性齢 | 牡4 |
父馬 | ブラックタイド |
母馬 | シュガーハート |
競馬場 | 東京 |
条件・距離 | 芝2400m |
馬場状態 |
レース紹介
今春の天皇賞を制したコンビが、今度はジャパンCという大舞台で大仕事をやってのけた。レースは最内枠から好スタートを決めたキタサンブラックが、そのまま自然の流れで先頭へ。16頭を引っ張る形となって進んでいった。キタサンブラックはユタカの絶妙なペース配分によって序盤から12秒台のラップを刻んで行き、前半の1000mは61秒7というスローペース。この時点で勝利の確率は増していた。そして、最後の直線では馬場の荒れていない三分所を通って、ひたすらゴールへ一直線。最後は中団待機策から脚を伸ばしたサウンズオブアース、シュヴァルグランが懸命な追い込みを見せるも、セーフティリードの領域に入っていたキタサンブラックとユタカにとって振り切るのは容易だった。終わってみれば一度も先頭を譲らず、他馬に影さえ踏ませない圧倒的な逃げ切り勝利。ユタカにとって自身4度目のジャパンC制覇は何とも爽快なレースとなった。レース後には恒例となった北島三郎オーナーが持ち歌である「祭り」を熱唱。ユタカは手拍子で大いに観客を盛り上げた。