GI勝利 ーレース紹介ー
大阪杯(GI)

日時 | 2017年04月02日 |
騎乗馬 | キタサンブラック |
性齢 | 牡5 |
父馬 | ブラックタイド |
母馬 | シュガーハート |
競馬場 | 阪神 |
条件・距離 | 芝2000m |
馬場状態 |
レース紹介
2017年度からG1レースとなった伝統の大阪杯。その記念すべきG1昇格元年、初代王者の座に就いたのはユタカ&キタサンブラックというお馴染みのコンビだった。単勝2.4倍という1番人気に推されたキタサンブラック。スタートを決めて逃げの態勢に入るのかと思われたが、他の馬が行った為、無理をせずに3、4番手からの競馬となる。前半の1000mは60秒を切る程度の平均的なペースだったが、ユタカは冷静に3番手をキープして直線を迎える。直線では2番手を走っていたロードヴァンドールをスッと交わすと、逃げるマルターズアポジーをも難なく捕えて先頭へ。残り200mを切った辺りから後続のステファノス、ヤマカツエースが強烈な末脚で猛追を見せるも、一旦先頭へ躍り出たキタサンブラックはそれ以上の脚で悠然とゴール板を駆け抜けた。2016年度の年度代表馬に相応しい圧倒的なレース内容。見事にG1・大阪杯の歴史の最初の1ページにその名を刻んだ。これでキタサンブラックはG1・4勝目。武豊自身は2017年の初G1に加え、G2時代から合わせて通算7度目の大阪杯制覇となった。