うれしくなって追いまくったというわけです

涼しいドーヴィルからこんにちは。インターナショナルSの結果を報じた日本のマスコミは、ゼンノロブロイの健闘ぶりと同じぐらいの行数を割いて、ボクのムチの使い過ぎによる制裁を話題にしたみたいですね。騎乗停止になったほどですから、たしかにそれもそうなんでしょう。でも「ユタカも自分を見失ってしまうこともあるんだな」と思われているとしたら、その点にはちょっと弁解しておきたくなりました。<BR> <BR> イギリスでも何度も乗っていますから、ムチは6発まで、というルールを知らないはずはありません。でも、その反則については騎手がペナルティーを課されることはあっても、馬やその関係者、またファンに迷惑が及ぶことはないのです。ここが勝負、というときにはボクだけでなく、地元のトップジョッキーも回数をオーバーしてでもムチを当てて馬を追います。あのときのボクはまさにそれで、騎乗停止になるだろうなと覚悟しながら追っていました。<BR> <BR> 過剰な動物愛護なのではないか、という批判があるようですが、それはお国柄でもありますし、あらかじめ定められているルールなのですから仕方ありません。本当はもう少しスマートに乗れたらよかったのですが、当日の日記でも書いたようにゼンノロブロイがあまりにも素晴らしい粘り腰を発揮してくれたものですから、ボクもうれしくなって追いまくったというわけです。色々な意味で思い出に残りそうな一戦でした。<BR> <BR> 昨日のドーヴィルでは、古馬牝馬の重賞(G2)で3着。ウォートルベリーという馬を聞いたことがあるという人もいるでしょう。そうです、昨年のエリザベス女王杯にも参戦(15着)していた馬でした。1、2着からは少し離されましたが、よく走ってくれました。明日はドーヴィルで3鞍の予定。フランス・ギャロの公式ページではまだ2鞍になっているかもしれませんが、ファーブル厩舎から1頭まわってきています。これがちょっと楽しみなような気がしています。


