2008/11/02
日記
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本当にホッとしました

勝てたのかどうか、その瞬間は正直わかりませんでした。ただ、負けてはいないのではないかとも思ってはいました。
ところが、検量室前の枠場へ帰り着いてみると、安藤さんが先に1着の場所に入って関係者と喜び合っているではありませんか。ボクはつとめて平静を装って、2着の枠場に入りましたが、内心は愕然としていました。馬は完璧に仕上がっていましたし、最後の直線も思った通りの伸び脚でこたえてくれていました。それでも勝てなかったのだとしたら、こんな悲しいことはありません。あのときは、ホントへこみました。
しかし、検量室の中に入ってみると、到達順を掲示しているホワイトボードには、写真判定ながらもウオッカの14番が先に書いてありました。この順番はボクの経験上では8割方当たるので、まだまだわからないぞと気持ちを立て直したりしていました。とはいえ、生きた心地がしなかったというのは、あの長い写真判定の時間のことだったと思います。今回ほど、負けたくないと思ったことはありませんでした。
ホワイトボードの数字と写真判定の「写」の字が消され、そのあとに14番の数字が出たときのうれしさは忘れられません。直後のテレビ用のインタビューでは、「笑顔がなかった」と言われましたが、本当にホッとしたときというのはあんな顔しかできないのかもしれません。いまは、「やった!」とはしゃぎ回りたいぐらいです。
今夜は最高です。ウオッカの素晴らしい頑張りと、角居厩舎のスタッフの努力、そして谷水オーナーの強運に乾杯です。ファンの皆さんにも、応援ありがとうございましたと心より述べさせていただきます。


