2009/04/16
日記
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リーチザクラウンは「順調」の一言

今朝は栗東トレセンで皐月賞出走のリーチザクラウンの調教に騎乗しました。昨日のうちに皐月賞の追い切りはほぼ終わっていましたから、今朝集まった報道陣はほぼこの追い切りに集中して取材をされていたのだと思います。共同記者会見もすごい人数でした。
感触は、一言で「順調」としか表現できません。もともと、リーチザクラウンという馬はハミをグッと噛んで頭を低く下げて気合を表に出して走る馬で、逆に言えばゆっくり走るのが苦手なタイプです。理想を言えばもっとメリハリの利いた走りができたらいいのですが、これが馬の個性というもの。十分な競走成績をあげてきているわけですから無理にいじるわけにもいかないでしょう。調子は悪くありませんし、能力も非常に高いものを持っているので、当然期待しています。
なお、追い切りが水曜か木曜かを気にされている方もいるようなので基礎知識をひとつ。追い切りは、その時点で馬に適度に負荷をかけることによって体調を一時的に下降線に導き、その直後にやってくる「超回復」という効果でレース当日に絶好調に持って行くことを狙いとしています。昔から、土曜日に出走させるなら水曜に追い、日曜日出走なら木曜追いがいいという定説があり、橋口調教師はそれに沿った日程を組んだわけです。しかし、近年は出走日にこだわらずに水曜に追うのが流行しています。その後の微調整がしやすい、という理由のようです。そのあたりは、各調教師が経験に基づく様々な理論を展開しているわけで、そんなことにも注目されてみるのも面白いと思います。競馬って、単純なようで実は奥深いんです。
皐月賞、楽しみにしていてください。


