DIARY日記・コラム
日記

「勝ち損ねた」感覚が払拭しきれずにいます

天皇賞のウインバリアシオンは、最速の上がりタイム33秒5を繰り出して迫りましたが、3着にとどまりました。不利な展開を跳ねのけてよく走ってくれたという思いももちろんありますが、今回は「勝ち損ねた」感覚がいまも払拭しきれずにいます。オルフェーヴルが凡走したのなら勝っておかなくてはいけなかった、という、取り逃した感です。

 しかし冷静にレース内容を振り返ると、ビートブラックは文句なしに強かったことがわかります。展開の利を勝因の大きな要素にあげる人が多いようですが、あの日のビートブラックなら普通に乗っていても勝っていたでしょう。本当に、それほどスキのない完勝の内容でした。

 グリーンチャンネルで各馬の追い切りをチェックして、馬のデキだけならビートブラックが一番いいなと思ってはいたんです。前日の調整ルームで石橋脩騎手と話す機会があり、そのときに「お前の馬、絶好調だな。掲示板はあるぞ」と、完全に上から目線での物言いをしてしまったのが、いまとなって悔やまれます。勝負に先入観を持ち込んではいけないんです。

 ウインバリアシオンの次走は宝塚記念に決まりました。2200mでも距離不足ということはありませんし、あれほどの馬ですからG1に手が届いて当然です。今回、気持ちの中に残してしまった取り逃した感覚を、次で全て払拭してしまうつもりです。

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