DIARY日記・コラム
日記

競馬は人との繋がりで回っているなと感じます

競馬界の年度末は2月。今年は2月が29日まである閏年ですが、競馬の開催は27、28の両日。今年も定年を迎えた調教師の先生方とのお別れをしなければなりません。松田博資先生、橋口弘次郎先生、武田博先生です。最終週は、本当にお世話になった橋口先生からの騎乗依頼がいただけましたから、万感の思いを込めて乗るつもりです。

 松田博資先生にも、ベガなど、たくさんの名馬に乗せていただきました。実家で飼っていた犬の名前にもベガという名をつけて可愛がっていたほどで、そのご恩は忘れることができません。

 武田博先生にも大変お世話になりました。近いところではメイショウナルトを介してのご縁でしたが、食事の席でご一緒させていただいたときにシンザンのお話(その調教師はお父様の武田文吾先生で、武田先生は騎手時代にあの初代五冠馬に騎乗しています)を伺うことができたのは貴重な経験でした。

 今週末は土日ともに阪神競馬場で騎乗します。土曜のメーン、アーリントンカップはオデュッセウスという関東馬に騎乗。この馬自体は当日に初めて乗るのですが、過去6勝と相性のいい重賞で、根拠なく期待しています。

 実は、このレースはアメリカ・シカゴ郊外にあるアーリントンパーク競馬場と提携競走。ボクが海外で初めて騎乗した競馬場がそこで、初勝利もそうでした。当時、無名のニッポンの若造を暖かく迎えてくれて、有力馬を何頭も乗せてくれたのがノエル・ヒッキーさんというアイルランド出身の調教師で、このレースが来るたびに恩人を思い出します。この前の香港遠征のときにアメリカのジョッキーとヒッキーさんの話題になり、元気に競馬を楽しんでいらっしゃると聞いてうれしくなったものです。競馬は人との繋がりで回っているなと感じます。

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