DIARY日記・コラム
日記

伝説の馬場でした

各地に爪痕を残した台風21号。被災された皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。
菊花賞当日の京都の馬場も、ボク自身経験したことのない最悪のコンディションで、コーナーを回るときは正直怖いほどでした。普通の不良馬場のときには、必ず誰かがガラ空きのインコースに入って勝負に出るものですが、あのときはさすがに一人もいなかったですね。それほど深い水たまりで、馬も行きたがらないでしょうね。ホント、伝説の馬場でした。
競馬が終わった直後には物凄い風がやってきましたし、あと数時間違えば競馬自体がなかったかもしれません。新潟で乗っていた騎手の中には、帰りの飛行機が欠航になり、東京回りで新幹線で帰る選択をしたら、東海道新幹線が途中で止まってしまい結局翌朝の帰宅になったという話も聞きました。こんな身近に被災者がいたというのも珍しいことでした。
日曜のインパクトが大き過ぎて、土曜日のエアスピネルの快走を忘れてしまうところでした。でも、あの富士Sは気持ちよかったですね。大舞台での健闘が多い割に持っている賞金が少ない馬だったので、勝ってしっかりと上積みできたのも大きな収穫。左回りがよりいいのかもしれませんが、京都のマイルCSも楽しみです。
さあ、今週はキタサンブラックの出番。有馬記念を最後に現役を引退することがオーナーから正式に発表されたわけですし、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念の3戦は現役最強馬のプライドをかけた戦いになります。最後まで主役の座を守る仕事に、騎手としての大きなやりがいを感じています。

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