DIARY日記・コラム
日記

まだ勝っていない重賞

今週末は土日とも東京で騎乗する予定です。日曜日の芝1800mの新馬戦でデビューする予定なのが、ブラックノワールという馬。藤原英昭厩舎からの依頼です。父キタサンブラック、母ブラックエンブレム。父母ともにG1ホースという良血で、稽古の動きも良くなってきています。

 ノワールはフランス語で黒という意味で、父母から黒を受け継いだ馬名です。思い出したのがフランスに行っていたときのことで、フランス語を勉強せずに行っても、色と数字を言えるようになるとなんとかなるという話。あと、右、左も大事です。タクシーに乗って住所を伝えることができなくても、その指示だけで目的地に着くことができましたから。

 余談ですが、やはりフランス語ができずにやってきた知り合いに、「マクドナルドなら大丈夫。写真のメニューを指差して“ディス”(英語のThis)と言えばそれが出てくるから」と教えましたが、目の前にハンバーガーが10個出てきたそうです。そうでした。フランス語で10はdix。何個?と聞かれたとも知らずに、写真を指差して何度もディスを連呼したとすれば、その展開もあり得ます。どこの国へ行っても、数字ぐらいは言えるようになったほうがいい、という話でした。

 根岸Sはヘリオスに騎乗。寺島調教師から指摘されるまで知りませんでしたが、ボクがまだ勝っていない重賞でした。知っていてあえて乗せてくれるということは、そういう気持ちがあるということと理解しました。今朝、追い切りにも乗りましたが、動きのよさとともに、操縦性の良さを感じました。乗りやすいというのは、どんなレースでもアドバンテージになるわけで、相手は揃いましたがチャンスと思って乗せてもらいます。

 白富士Sのディープモンスター、3歳1勝クラスのジュタロウ、セントポーリア賞のデルマグレムリンなど、楽しみな馬が多い今週の東京戦です。

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