DIARY日記・コラム
日記

世界選抜チームの一員として

 先週末は英国での騎乗でした。シャーガーカップに呼ばれたのは8年ぶり。世界から毎年12人しか出場できないレアなイベントですから、それだけでも大変名誉なことなのです。

 世界選抜チームの一員として5鞍に騎乗。勝利には届きませんでしたが、素晴らしいジョッキー達と一緒にアスコットで乗れたこと自体が楽しかったですし、個人的には良いレースも出来たかなというところもあって、満足できる1日でした。

 今週末はフランスに移動して、シックスペンスと戦うジャックルマロワ賞です。舞台となるドーヴィル競馬場はフランスで初めて騎乗した競馬場で、初勝利も同じくドーヴィル。フラットで大きなコースです。夏のフランス競馬のメインの場所で、フランスを代表する避暑地でもあります。のんびりとした、穏やかな空気の中で競馬をやっている感じが好まれています。競馬場があって、カジノがあって、ゴルフ場も海もあって、おいしいものやブランドショップもある。本当にいい街で、パリからも車で2時間ぐらいで行ける。家内も大好きなコンパクトな街です。一時期は個人的に年越しを過ごす場所に決めていたこともあったほどでした。

 田中博康調教師と初めてゆっくり一緒に食事をしたのも、確かドーヴィルの街。彼がまだジョッキーで、フランスへ武者修行みたいに行っている時期でした。国枝調教師の勇退によってシックスペンスが彼の管理馬となり、こういう素晴らしい縁を繋ぐことができたというのも感慨深いものがあります。

 ジャックルマロワ賞は98年にタイキシャトルが勝って、日本のファンに知れ渡ったレースです。あの年、ボクはミスベルベールという地元の馬に乗っていて、岡部さん(タイキシャトル騎乗の幸雄元騎手)がジョッキールームで涙しているのを間近で見ることができたのも貴重な思い出です。あのタイキシャトル(産地は米国)以来、日本の調教馬はジャックルマロワ賞を勝っていないですから、シックスペンスが日本産馬の第1号になれたら最高ですね。頑張ります。

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