2008/02/24
フェブラリーS(GI)

- 年月日
- 2008/02/24
- レース名
- フェブラリーS(GI)
- 騎乗馬
- ヴァーミリアン
- 距離
- ダ1600
- 競馬場
- 東京
- 性齢
- 牡6
- 人気
- 1
2年ぶりのマイル戦、しかも出走キャンセル後の仕切り直し。王者危うしとする下馬評は少なくなかった。しかし、そんな逆風が吹きつける状況も、ヴァーミリアンには文字通りどこ吹く風だった。戦前、ユタカが懸念したスタートダッシュを決めたヴァーミリアンは、ハナも奪わんばかりの勢いで流れに乗る。道中は相棒のあふれる闘志に委ね、ユタカは4コーナーからじっくりと進軍を指示。するとワイルドワンダーが追随し、馬体を横付けして力と力の勝負を挑んできた。直線は一騎打ちの様相。場内のボルテージも最高潮に達する。ところが、目の前に待ち受ける坂で、あっ気ないまでに勝負が決まる。ユタカが「風を切り裂くような力強さ」と称したパワーで、王者は挑戦者を圧倒。坂上で堂々と抜け出すと、春一番を連れ吹き荒れる逆風をモノともせず突き進む。もはや後ろを振り返る必要はない。不動の王座が待つゴールの先に、最強コンビは遥か砂漠の決戦を見た。


