宝塚記念(GI)

- 年月日
- 2025/06/15
- レース名
- 宝塚記念(GI)
- 騎乗馬
- メイショウタバル
- 距離
- 芝2200
- 競馬場
- 阪神
- 性齢
- 牡4
- 父馬
- ゴールドシップ
- 母馬
- メイショウツバクロ
- 人気
- 7
- 馬場状態
- 稍重
戦前の予想ではユタカが手綱を取るメイショウタバルがレースを引っ張り、そのペース次第で勝敗が左右されると言われた今年の宝塚記念。そんな中で勝利の2文字を手にしたのは、ペースを作るどころか、ユタカの完璧なコントロールで終始レースを支配した単勝7番人気のメイショウタバルだった。
上々のスタートを切ったメイショウタバルとユタカ。折り合いも抜群でユタカの指示通りにハナから飛ばしてレースを引っ張る形に持ち込む。前半の1000mは59秒1という平均よりも若干速い流れ。レース後にユタカは「あれ以上は速くしたくなかったですし、スローも望んでいなかったので、丁度良いくらいでした」とコメントしたように、まさにメイショウタバルにとって気分良く走れる展開だ。後続を大きく引き離す訳でもなく、ユタカはあくまでも馬自身のペースを尊重しながらレースを組み立てていった。
コーナー辺りで好位を追走していた1番人気のベラジオオペラが早々に並び掛けてきて、レースは大きく動くのかに思われたが、ユタカはここでも冷静にメイショウタバルのペースをキープし、直線に入るとすぐに最内へ進路をとってスパート。馬場の真ん中から勝負を仕掛けたベラジオオペラを逆に突き放しにかかった。直線半ばでは末脚を駆使して迫りくるジャスティンパレス等を寄せ付けず、さらに差を広げていった。最後は2着に粘ったべラジオオペラに3馬身の差を付けてゴール。人馬一体となる絶妙な逃げでメイショウタバルは初のG1タイトルをゲットした。
今年は父の日の開催となった宝塚記念だったが、メイショウタバルは父・ゴールドシップに続く親子制覇を達成。ユタカ自身は2006年のディープインパクト以来となる宝塚記念史上最多の5勝目を挙げた。また、メイショウタバルを管理する石橋守調教師は開業13年目で嬉しいG1初勝利。ユタカと石橋守調教師のコンビがメイショウの冠名を持つ馬でG1制覇を成し遂げたことに多くのファンが沸き立っていた。レース後、場内での勝利騎手インタビューで「馬が繋いでくれる人との縁、人が繋ぐ馬との縁」というユタカの言葉が何とも印象深く、この勝利が一層特別なものだったのだと感じさせられた。


